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WIN PROBABILITY

勝敗確率

勝敗確率の算出方法

1. 予告先発発表時点の勝敗確率

予告先発が発表された時点で、次の3つの「差」から、ホームの球団が勝つ確率を出しています。

  1. 今季の勝率の差(ホーム − ビジター)
  2. 今季の1試合あたりの得失点差の差(ホーム − ビジター)。得点から失点を引いた数を試合数で割ったものです。勝率よりも、チームの地力が表れやすい数字です。
  3. 予告先発の投手の FIP の差(ビジターの先発 − ホームの先発)。FIP は、奪三振・与四死球・被本塁打という投手だけで決まる結果から、その投手が1試合(9回)あたり何点ほど取られる投手かを表す数字で、小さいほど良い投手です。守備の良し悪しに左右されにくいのが特長です。

この3つの差が、実際の勝ち負けにどれだけ効いていたかを、過去の試合(2023〜2026レギュラー 3401試合)から学ばせた式(ロジスティック回帰)に入れて、ホームの球団が勝つ確率を出します。式には「ホームで戦う有利さ」も含まれています。差が大きいほど確率は片寄りますが、差が無ければホームの有利さの分だけ、ホームが少し上になります。

こうして出した「勝つか負けるか」の確率から、過去の試合で引き分けになった割合(約2.5%)を引き分けとして取り分け、残りをホーム勝ちとビジター勝ちに分けています。

投手の FIP について

  • 今季の投球回が少ない投手は、数字が大きく振れやすいため、前年の成績を半分の重みで混ぜたうえで、リーグ平均(FIP 3.31)へ寄せた値を使います。投球回が多い投手ほど、今季の成績がそのまま使われます。
  • 今季まだ登板が無い投手など、成績が見つからない投手は、その球団の先発陣の平均の FIP で代わりに計算します。

2. スタメン発表時点の勝敗確率

両球団のスタメンがそろったら、「今日のスタメンが普段より強いか弱いか」を、予告先発発表時点の確率に足しています。

  1. 今日のスタメンの打者(投手を除く)の、今季の wOBA を平均します。wOBA は、安打・二塁打・本塁打・四球などの打撃の結果を、得点への結びつきやすさで重み付けして1つにまとめた打撃の数字です。打率と違い、長打や四球の価値も入ります。打席の記録が無い打者は、リーグ平均の値で数えます。
  2. 同じ球団の「普段のスタメン」(指名打者ありの試合となしの試合で分けたもの)の wOBA の平均と比べます。
  3. その差を、1試合あたりの得点に直します。差 × 打者の人数 × 1つの打順が1試合で立つ打席の数(約4.1打席) ÷ 1.24(wOBA の差を得点の差に直すための数)で、「普段より何点多く(少なく)取れそうか」になります。
  4. ホームとビジターの「普段との差」の点数を比べ、その差を「約9.0点で1勝ぶん」という換算で勝つ確率の差に直し、予告先発発表時点の確率に足します。主力が休んだ球団は確率が下がり、普段より強い打順を組んだ球団は上がります。
  5. 極端な値にならないよう、勝つ確率は2%〜98%の間に収めています。引き分けの割合は予告先発発表時点と同じです。

3. どれくらい当たるか

過去の試合(2025〜2026年の1,695試合)で確かめると、確率の高い側が実際に勝った割合は57〜58%ほどです。確率はほとんどの試合で40〜65%の間に収まります。野球は力の差があっても負けることの多い競技なので、確率が高い側が「必ず勝つ」という意味ではありません。あくまで、その日の試合の見どころをつかむための目安としてご覧ください。

4. 使っている成績の時点

  • 球団・選手の成績:2026年10月8日までのもの
  • 式の学ばせ方:2023〜2026レギュラー 3401試合(2026年10月8日まで)
  • 予告先発・スタメン:NPB公式の発表から読み取ったもの。新しく発表されると、このページを開いたままでも自動で反映されます。